高齢化社会に向けて
平成25年4月の保険改正において、周術期口腔管理における医科歯科連携や在宅訪問診療を推進する流れができました。
超高齢化社会に向け避けて通れない問題と思いますが、歯科医師1名でやっている歯科医院ではなかなか対応できないのが現状です。
また、車イス生活のお年寄りも増加すると思われますが、自力でバリアフリーの医院に行ける方は少なく通院は困難でしょう。
このように治療が必要なのに治療を受けられない方の増加に対して地域でどう対処いくのかが、今後の課題です。
当院においては、バリアフリー化と車イス専用ユニットの新設に続き、医科歯科連携や在宅訪問診療に関してもできることを少しずつやっていかなくてはなりませんが、すぐには難しいでしょう。
現在お困りの方も相談の窓口がわかりにくい現状もありますが、何とかしようと動きはすでに始まっています。
ウィング5月号|№64 掲載