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歯の健康や治療についての当院院長のコラムを掲載いたします

審美治療について

今回は銀歯を白いものに変える審美治療について詳しく説明いたします。
この治療は材料の選択・色合わせ・破損防止対策などがとても難しく、色が合わないとか早期破損などが良く起こります。破損した場合にどういう対応をしてもらえるか必ず確認してください。

 まず色合わせですが、難しい症例では、まず白めに作り後で程よく色を付けて違和感をなくすテクニックや、内部からセメントの色を浮き上がらせるテクニックなどが必要になります。

 次に破損防止対策ですが、白い材料は高価なものでも対策しないと破損します。
セットして終わりではなく、そのあとの全体的治療がとても重要です。定期メインテナンス等で少しでも長くもたせる処置を必ず受けてください。

 最後に材料の選択ですが、美しく強度があるものほど高価になります。多くの材料や治療法があるので、カウンセリングの時は大体の予算を示していただくとスムーズに治療計画が進みます。

ウィング8月号|№55 掲載