TEL 0948-28-1322

歯の健康や治療についての当院院長のコラムを掲載いたします

虫歯の基本治療について(その1)

虫歯に関しては、まず予防と早期発見が大切です。
予防に関しては、フッ素やシーラントを歯科医院にて応用します。ブラッシング指導やクリーニングも行います。

早期発見に関しては、定期検診を受けている方は問題ありませんが、何らかの症状がないと歯科を受信しない方は、痛み出す前の初期症状をみのがさないことが大切です。
軽い冷水痛や、硬い物を咬んだ時の違和感や、歯と歯の間に食べ物がはさまるなどの症状です。また鏡などで歯の表面が白っぽくなっていたり茶色に変色したのを発見することもできます。

自分で何らかの症状に気づいて早めに来院されれば虫歯はまだ初期の段階なので、簡単な処置で終わりになります。痛い目に合うことは殆どありません。

初期の虫歯は、その日のうちに削って歯と同じような色の素材を詰める処置か、型どりをして次回つめ物が入って終わりという処置になります。
奥歯の歯間部に虫歯があると 金属のつめ物が基本となります。下の奥歯は口をあけたときに見えるので、審美性が悪くなってしまいます。初期虫歯でもできた部位によっては、目立つ銀のつめ物に なってしまうこともあるのです。
歯間部に虫歯を作らないためには、通常のブラッシング以外にデンタルフロスや歯間ブラシの使用が有効です。
次回につづく



月刊 嘉麻の里 11月号|VOL318 掲載