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歯の健康や治療についての当院院長のコラムを掲載いたします

保険適用外のブリッジについて

以前に歯がない所に歯を入れる治療を説明しましたが、今回はその中でも保険適用外ブリッジについて詳しく説明します。


保険適用外ブリッジにはセラミックのように材料が保険適用外となる場合と、材料は普通なのに残っている歯の数と場所のパターンが保険適用とならない場合があります。後者は患者さん自信で判断できない場合が多く、通常の歯科での説明が、保険ではブリッジができませんで終わってしまい、保険外なら可能という説明がなければ、ブリッジが可能なことや費用について分からないままに終わってしまいます。


欠損パターンが保険適用にならないブリッジは基本的には耐久性に疑問が残る設計になりますが、土台の歯がしっかりしていて、全体のバランスは問題なしと判断されれば入れてもかまいません。もちろん定期的なメンテナンスは最重要となります。


また、その費用については、安い材料を使えば10万円以下からあり、それほど高価ではありません。保険ではブリッジができない場合でも、可能かどうかと見積を聞いてから治療を決めたほうが幅が広がります。
もちろんそのようなケースではインプラントも考えられますが、手術が必要になることと費用がかなり高くなってしまいます。保険外ブリッジも選択肢に入れて下さい。



月刊 嘉麻の里 9|VOL304 掲載