親知らずの抜歯
親知らずの抜歯に対して患者さんの多くは、非常に悪いイメージを持っています。腫れ・痛み・出血・口が開かなくなるなどが、親知らず抜歯後のイメージです。また、実際に過去そのようになった患者さんも多数います。
もちろん、そうなった事には原因があります。事前の診査や問診・抜歯の時期などの治療計画・抜歯の技術・止血処理の方法・腫れや痛みを軽減する方法・抜歯後の注意や指示内容等たくさんの要因が関係していて、そのどれかに問題があった事になります。
技術の進歩によって、抜歯をしたら痛いのは普通というのは過去の話になっています。親知らずには多くの害があるので、放置するのはよくありません。
月刊 嘉麻の里 4|VOL.263|APRIL 2007 掲載